お盆を過ぎた頃から「エアコンから水漏れしている」という修理依頼を立て続けにいただいています。水が漏れる原因としては以下の状況が考えられます。

(1)エアコン内部の汚れ・・・エアコン内部の汚れにより、エアコンで発生した水が排水不良となって、溢れたり漏れたり逆流したりするケースです。水漏れ原因としては最も多く、エアコン内部を洗浄したり、排水管（ドレン管）内部を清掃して詰まりを除去することにより解決します。梅雨明けが早かった今夏は、早い時期からエアコンが頑張り続けたため、いつも以上に機器内部へ汚れが溜まってしまったのかもしれません。

(2)エアコン部品の故障・・・排水するためのポンプや水位を感知する部品が故障したり、水の受け皿（ドレンパン）が割れたりすることで水が漏れるケースです。この場合は部品を交換する必要があります。なお故障している部品によっては、リモコンにエラーが表示される場合があります。

(3)冷媒配管の結露・・・室内機と室外機の間を冷媒（フロン）が行き来している配管（冷媒配管）は、冷房運転時や暖房運転時に冷たくなったり熱くなったりするので、予め保温材が巻かれているのですが、何らかの理由でこの保温材が取れてしまうと、冷房時には露出した配管が結露してしまうため、そこからポタポタと水が垂れます。この場合は冷媒配管の保温を補修して対応します。

他にも考えられる理由はありますが、その中でも多いのがこの3つです。どの理由で水漏れが発生しているのか、点検して確認する必要がありますので、もしお使いのエアコンから水が漏れてきましたら、当社へご相談ください。