古いエアコンは修理できなくなるかも!!
20年以上前に製造された古いエアコンをお使いの方にお知らせです。
一般的にエアコンはフロンという冷媒を用いることで、冷気や暖気を作り出していますが、エアコンの機種によって使っているフロンの種類は異なります。この中でも今から20年ほど前まで多く使われていたR22と称する古い種類は、2019年12月を以て国内生産が中止(全廃)されます(※)。というのも、フロンガスはオゾン層破壊や地球温暖化などの環境問題を引き起こしますが、特にR22は大気中に漏れ出た時の悪影響が大きいため、世界的に廃止する流れとなっているのです。
(※)全廃といっても、すぐに無くなるわけではありません。しばらくは在庫や再生フロンなどでの対応が可能です。
【参考】HCFC(R22冷媒など)の国内生産削減・全廃のお知らせ(日本冷凍空調工業会)
国内生産が中止になるため、R22は今後ガス補充などが困難となります。
またこのような古いエアコンは経年に伴い各メーカーで修理に必要な部品の在庫を切らしはじめています。 つまり、R22を使っているエアコンは今後・・・
・冷媒ガス補充
・修理
が困難になります。
冷媒がR22のエアコンをお使いの方は、お早目に機器の更新をご検討下さい。
お使いのエアコンで使用されているフロンの種類を見分ける方法は、室外機に貼られているこのようなシールをご覧ください → → → → → → → →
なお、R410A、R407C、R32と表示されていたら問題ございません。安心してお使いください。
シールがわからない場合や、文字が消えている場合など、ご自分で確認できない場合は、今から約20年前(そしてそれ以前)の機種が該当するものとお考えください。
もしお分かりにならない場合は、弊社までお問い合わせください。